夏休みを思い出して

はるです

どんなことするのか

というか前提として

多分太文字だけ見ればすべて把握できる。

他の部分は読んでも読まなくてもいいようにはなってるけど。なってるけど。

「読書感想文」がやりたい

「読書感想文」、この言葉を見てどんな状況を思い浮かべますか?

自分が思い浮かべるのは、小学校の夏休みが終わり、登校日当日の早朝そこら辺にあった本を拾ってきて、目次と巻末の解説だけ見てただそれをまとめ、「~と言った作品で、興味深い内容でした。」と締めるだけの、事務的に消化しただけのそれ。

当時は「読書感想文はなんて楽な宿題なんだ!要約するだけなら1時間とかからずにできる!!」とそれだけで満足していましたが、そもそも、wikipediaによると

読書感想文(どくしょかんそうぶん)は、を読んだ感想について書かれた文章。しばしば教師からその作成が宿題として課される。特に日本では夏休みなどの長期休暇期間に課せられることが多い。

wikipedia:読書感想文より引用

とのこと。本を読んでの感想ではないので、唯一ある読書感想文の経験は、正確には読書感想文ではなかったかもしれません。というか自分でも正しくないとは思う。

そのリベンジもありますし、現在の文章力や感性をきちんと文章にしたらどうなるのか、今年こそ夏休みの宿題を終わらせられるのではないか、真の意味で進級できるのではないかという思いで、「読書感想文」に挑もうと思います。

自分を知ってもらうための感想

というか、"自分を構成するもの"が多すぎると個人的に感じています。

「この作品のこのセリフが今の自分と重なって…」「このキャラは、今までの価値観をぶち壊すほどのインパクトを与えてくれて…」など、価値観やそれに伴って日常での思考、人生への影響を与えてくれる作品が、小説や映画、ゲームや音楽などに満ち溢れているのです。

「要素を探し集め、拾い集めて組み合わせると自分になる」と感じていますし、「自分からあえて言葉にするのも恥ずかしいような自分の要素」だってさまざまな作品に散らばっています。

それらを自分の感性、言葉で感想をアウトプットすることで、見てくれた人に「ああ、はるさんはそんな捉え方をしたんだな」と思ってもらえるような、"自分を知ってもらうための感想"を形にできたらと思います。

叙情的な文章の練習

とはいえ正直、そもそも人に見せられるような文章はしていないんですよね。致命的。

Twitterなどではるさんの文章を見たことがある人は(とんでもなく冗長で面白みもないしつまらない文章だな…)と感じたことがあるかもしれません。自分でもそう思う。

そこがすごくコンプレックスであり、素敵な文章を書く人への憧れも強くあるので、好きな作品の力を借りて分かりやすく、かつユーモアに富んだ文章の練習をしていきたいと思います。目指せ文豪。

きっかけ

レビューしてる人、羨ましいよな

Twitterやブログで、作品のレビュー、批評をしている人をたまに見かけます。

内容や説得力はともかく、「自分の言葉で」「誰かに伝えようとする」その姿をひどく羨ましく思う瞬間があります。

いわゆる「2ちゃんねる用語」「なんj語」などがライトな層に浸透し始めてから、自分の言葉で物事を表現する人が減ってしまった気がします。

面白いことがあったら「草」、ちょうどよい状況に合わせて語録を使う。

それらを現代のことわざ、慣用句と捉えることもできるかもしれませんが、それでも感情や感じたことは自分なりの言葉で表現したいと思ってしまいます。

その中で、前述した「自分の言葉で」物事をレビューしている人はやはり特別で、ある種の憧れのようなものを感じます。

みんながみんなそんな感性ではないですが、自分と似た思いの人に憧れてもらえるよう、こんな文章力でもアウトプットしていいんだなと勇気付けられるような文章を書きたい。

作品から受けた人生単位の「呪い」を知ってくれ

これは前述した"自分を知ってもらうため"と重複する部分もあるのですが、

好きな作品について語れそうな機会があったとき、相手の感想が薄すぎてびっくりした、経験、ありませんか?

「自分はこんなに好きだし狂わされてるのに、この人は何も感じないのか!?」とがっかりした経験、ありませんか?

それなりに限界なオタクならきっと何度かあるかと思われます。残念ですよね。

そこで相手の熱量に合わせるため話を引っ込めるのは簡単ですが、「こんなに語れるくらいには愛してるんだぞ!!」という熱量を発揮することも簡単に実行できるべきだと思います。というか個人的にはそういう環境でありたい。

というわけで人生単位で狂わされてる様を見てほしい。どうせ話聞いてくれない人に語ろうとしても語れない時間を割くのはもったいなさ過ぎるので、せめて自分だけは自分を肯定してあげようと思います。人生単位で狂うこと、あるよね。

まとめ

つまり、「夏休みの宿題を改めて丁寧にこなしたい」「自己表現の場が欲しい」「文章力を向上させたい」というわけです。

いつまで経っても進級できずおいてけぼりにされているという気持ちを、少しでも楽にできるように。

どんな価値観で作品に触れてるのか知ってもらうために。

叙情的な文章を書くために。

人生を狂わされた作品やキャラクターについて、個人的に要点をまとめつつ感想を述べ、どんな影響を受けたかを綴っていければと思います。

もうひとつのテーマは「5年後見たとき黒歴史にならないように」

余談

既に「と思います」が頻出しすぎているのが恥ずかしすぎる。言い換えようにも表現を知らないし、「感じた」「思った」が万能すぎるけど、それに頼りっきりになるのはいけないよな…とは、思う。